※公式サイトより引用
こんにちは。ワークスタイル‐リデザイン編集部です。
テレワークや在宅ワーク用の椅子を探していてパクストンワークチェアが気になっている人、多いですよね。パクストン仕事用ゲーミングチェアの評判や口コミ、実際の座り心地、きしみ音が出ないか、長時間デスクワークをしても疲れにくいかどうかなど、私も最初はいろいろ気になりました。
さらに、メルカリ中古価格の相場や最安値、Amazon販売価格やセール情報、Parisシリーズのパールグレイやアイボリー色といったデザインの違い、一般的なゲーミングチェアやオフィスチェアとの違い、そしてジャーナルスタンダードファニチャーのパクストンチェアやCRASH GATEのパクストンシリーズとの違いまで、パクストンワークチェア周りには情報がかなり多くて少し混乱しやすい印象もあります。
在宅ワークが当たり前になってきた今、「一日の大半を過ごす椅子にどこまで投資するべきか」「ゲーミングチェアとオフィスチェアのどちら寄りを選ぶべきか」という迷いも出てきますよね。しかも、ネット上にはポジティブなレビューとネガティブなレビューが入り乱れていて、結局のところ自分に合うのかどうかが一番わかりにくかったりします。
この記事では、パクストンワークチェアが気になっている人に向けて、座り心地や疲労感、インテリアとの相性、メルカリなどでの中古価格の見方、Amazonでの購入タイミング、Parisシリーズやアイボリーカラーを含むラインナップの違い、組み立てやオットマンの有無といったポイントを整理しながら、最終的に「自分にとってパクストンワークチェアはアリかナシか」を判断しやすくなるようにまとめていきます。
※公式サイトより引用
パクストンワークチェアの魅力
パクストン仕事用ゲーミングチェア評判
パクストン仕事用ゲーミングチェアは、「見た目はゲーミングチェアっぽいのに部屋になじみやすい」「座面や背もたれがしっかりしていて安定感がある」といった評判が多い印象です。いわゆるレーシングシート系の派手なゲーミングチェアとは違って、ロゴの主張が控えめでカラーも落ち着いているので、リビングやワークスペースに置いても浮きにくいんですよね。
レビューを見ていると、評価されやすいポイントは大きく分けて「デザイン性」「座り心地」「コスパ」「静音性」の4つです。デザイン性では、Parisシリーズのパールグレイやアイボリーを中心に「写真映えする」「インスタで見た部屋みたいになる」といった声があり、座り心地では「クッションがしっかりしていて体重を預けやすい」「リクライニングとオットマンの組み合わせで昼寝もできる」というコメントが目立ちます。
一方で、ネガティブ寄りの声としては「サイズが大きめで圧迫感がある」「座面が硬めで慣れるまで時間がかかった」「梱包が重くて運ぶのが大変」といった意見もあります。これはパクストンに限らずゲーミングチェア全般に言える部分でもありますが、しっかりした作り=それなりに重量がある、というのはほぼセットなので、搬入経路や設置スペースを事前にイメージしておくと後悔しにくいです。
口コミでよく語られるポイント
- デザイン:ゲーミングチェア感を抑えた落ち着いた見た目
- 座り心地:厚めクッションとハイバックで「包まれ感」が強い
- コスパ:セール時の価格なら機能とのバランスが良い
- サイズ感:ワンルームや省スペース環境だと大きめに感じやすい
公式サイトを見ると、高密度クッションや人工レザー、ファブリック、メッシュ素材、フットレストなど、在宅ワークとリラックスタイムの両方をカバーする機能がしっかり載っています。価格帯としてはモデルにもよりますが、おおよそミドルレンジ〜やや高級寄りといった印象で、「安すぎて不安」というゾーンよりは一段上を狙ったワークチェアというポジションに感じます。
個人的には、「とにかく低価格でいいから座れればOK」という人よりも、「毎日6〜8時間をこの椅子で過ごすから、ある程度は投資したい」という人向けのブランドかなと思っています。レビューを読むときは、投稿者の使い方(仕事中心かゲーム中心か)や、身長・体格なども合わせてチェックすると、自分に近いタイプの感想が拾いやすいのでおすすめです。
ワークチェア座り心地と疲労感
パクストンワークチェアの座り心地は、「ソファほど柔らかすぎず、オフィスチェアより少しリラックス寄り」という印象が近いかなと思います。座面のクッションは厚めで、一般的なメッシュ系オフィスチェアよりも沈み込みが少なく、体をしっかり支えてくれるタイプです。
長時間座ることを考えると、「柔らかければ良い」というわけではなく、ある程度の反発力があった方が腰まわりはラクになりやすいです。パクストンは、クッションにしっかり厚みがあるので、体重が一点に集中せず、お尻や太ももへの圧力が分散される感じがあります。体格によって感じ方は違いますが、「ソファのように沈み込むタイプ」よりも、姿勢を保ちやすい方向に寄っている印象ですね。
リクライニングとフットレストの使いどころ
背もたれはハイバックで、頭まで支えてくれるモデルも多く、リクライニングとフットレストを組み合わせれば、作業の合間にちょっと横になるくらいの姿勢もとれます。集中して作業するときはやや前傾、オンライン会議や動画視聴のときは少し倒してリラックス、といった具合に、シーンに合わせて姿勢を変えやすいのもメリットです。
ただし、リクライニングを多用すると、つい長時間座りっぱなしになりがちです。どんな椅子でもそうですが、1時間に1回くらいは立ち上がって軽くストレッチをした方が、首や腰への負担は明らかに減ります。在宅ワークのガイドラインでも、長時間同じ姿勢を続けないことや、作業環境を整えることの重要性が触れられています(出典:厚生労働省「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」)。
夏場のムレ対策とクッションの相性
クッションがしっかりしている分、夏場は蒸れが気になる人もいると思います。これは他のゲーミングチェアでもよくある悩みなので、通気性を優先したいならメッシュ素材が多いモデルを選ぶ、座布団やジェルクッションを併用するなど、自分なりの工夫が必要になってきます。腰クッションやランバーサポート付きモデルの場合は、「最初から全部つける」のではなく、一度外してから試して、自分に合う位置だけを使うのもおすすめです。
座り心地や疲労感に関する注意点
- 座り心地の感じ方は体格や姿勢のクセによってかなり個人差がある
- 腰痛や持病がある場合は、あくまで一般的な目安として考え、最終的な判断は専門家に相談する
- 長く座る場合でも、1時間に1回は立ち上がるなど、椅子だけに頼りすぎない工夫が大事
健康面については、正確な情報は公式サイトや専門機関のガイドラインを必ず確認し、最終的な判断は専門家にご相談ください。
個人的には、「在宅ワークもゲームも映画も、この椅子で全部やる」という人ほど、座り心地の好みが分かれやすいので、クッションの硬さやリクライニング角度など、できるだけ多くのレビューに目を通してから決めるのがおすすめです。
北欧風オフィスチェアとしての顔
パクストンワークチェアが面白いのは、ゲーミングチェアでありながら、北欧テイストのオフィスチェアっぽい顔も持っているところです。Parisシリーズのパールグレイや、アイボリー系のカラーは、白や木目のデスク、観葉植物が置いてあるようなナチュラル系のワークスペースともかなり相性が良いです。
一般的なゲーミングチェアは黒×赤や黒×青などのコントラストが強い配色が多く、どうしても「ゲーム部屋感」が出てしまいがちですが、パクストンの落ち着いたカラーリングだと、リビングの隅に置いてもあまり悪目立ちしません。テレワークでカメラをオンにする機会が多い人にとっても、背景に映ってほしい見た目かどうかは意外と重要なポイントですよね。
インテリアとの組み合わせのコツ
北欧テイスト寄りの部屋でパクストンをなじませるコツは、「色を増やしすぎないこと」と「素材感を合わせること」です。例えば、パールグレイのParisシリーズなら、デスクは白か明るいオーク系、デスクマットはグレージュ系、ケーブルは黒ではなく白やグレーに寄せる、という感じで全体のトーンをそろえると、一気におしゃれ度が上がります。
逆に、椅子だけ異様にスタイリッシュで、周りが黒いPCケースやカラフルなLEDだらけだと、ちょっとちぐはぐに見えるので注意です。「椅子→デスク→モニター→小物」の順番で少しずつ入れ替えていくイメージで整えていくと、予算を抑えながらでも雰囲気を変えやすいと思います。
ワークチェアとモニターの組み合わせで悩んだら
もし、デスク周りをもっとトータルで整えたい場合は、モニター側から見直すのもおすすめです。同じワークスタイル‐リデザイン内で、湾曲モニターのメリット・デメリットを整理した湾曲モニターのデメリットが仕事に与える影響とおすすめ用途も書いているので、ワークチェアと合わせて環境づくりを考えたい人はチェックしてみてください。
在宅ワークのスペースは、どうしても「生活感」と「仕事感」が混ざりやすい場所です。パクストンワークチェアのように、インテリア寄りのデザインを選んでおくと、「仕事をしていない時間に椅子が目に入っても気にならない」というメリットもあります。見た目の好みは完全に人それぞれですが、毎日目に入るものだからこそ、気分が上がるデザインかどうかは意外と大事だと感じています。
適用身長と体格別おすすめ
パクストンワークチェアは、一般的なゲーミングチェアと同じく、やや大きめサイズを想定して作られている印象があります。座面の高さ調整幅がしっかりあるので、多くの人にフィットしやすい反面、デスクが低めだったり、身長がかなり低い人だと足が浮きやすいケースもありそうです。
身長が低めの人の場合
身長150cm前後だと、座面を一番低くしても足裏がベタっとつかない可能性があります。その場合は、フットレスト付きモデルを選ぶか、足置き台を併用するなどの工夫をした方が安心です。腰や膝に負担をかけないためにも、「膝の角度がほぼ90度」「足裏がしっかり床または台につく」状態を目安に調整すると良いかなと思います。
また、座面の奥行きも重要です。奥行きが深すぎると、背もたれに寄りかかったときに膝裏が圧迫されてしまい、足がしびれやすくなることがあります。身長が低めの人は、付属のクッションや小さめのクッションを腰の後ろに入れて、座面の実質的な奥行きを調整するのもひとつの方法です。
身長170cm前後〜高めの人の場合
身長170cm前後以上であれば、パクストンワークチェアのサイズ感はかなりマッチしやすいです。背もたれの高さも十分なので、リクライニング時に頭がしっかり支えられる感じになります。肩幅が広い人でも余裕を持って座れるように設計されている印象なので、「小さすぎない椅子」を探している人には向いています。
体格がしっかりしている人の場合は、耐荷重もチェックしておきたいポイントです。多くのゲーミングチェアは100kg前後の耐荷重を想定していることが多いですが、その数値が「静止荷重」なのか「使用時の目安」なのかはメーカーによって表記が異なります。耐荷重ギリギリで使い続けると、ガスシリンダーやキャスターへの負担が大きくなるので、できれば余裕を持った範囲で使いたいところです。
身長・体格チェックの簡易リスト
- 座ったときに膝が90度前後になっているか
- 足裏がしっかり床(または足置き台)についているか
- 背もたれを倒したとき、頭がしっかり支えられているか
- 肩や太ももが窮屈ではないか
とはいえ、ここで紹介している身長の目安はあくまで一般的なイメージです。正確な適用身長や詳細な寸法は、必ずメーカーの公式サイトや販売ページのサイズ表で確認し、最終的な購入判断はご自身の体格と相談しながら行ってください。
パクストンチェアきしみ音対策
ワークチェアで地味にストレスになるのが、座るたびに「ギシギシ」ときしみ音がする問題です。パクストンチェアでも、使用環境や組み立て方によっては、リクライニング部分や座面裏の金属パーツから音が出ることがあります。椅子自体は気に入っているのに、音が気になって集中できないのは本当にもったいないですよね。
音が出やすいポイントを把握する
まずチェックしたいのは、以下のようなポイントです。
- 座面裏の金属プレートとガスシリンダーの接合部
- 背もたれと座面をつないでいるヒンジ部分
- 肘掛けの固定ボルトまわり
- キャスターと脚部の接合部
多くの場合、「ギシッ」という音は金属同士がこすれるときに出ます。組み立て直後は問題なくても、数日〜数週間使ううちに、体重がかかることでボルトがわずかに緩み、音が出やすくなるパターンもあります。
具体的な対策ステップ
まず試したいのは、ボルトの増し締めです。一度組み上げてから数日〜1週間ほど使うと、体重がかかることで微妙に緩んでくることがあります。付属の六角レンチなどで、座面裏や背もたれの接合部を一通りチェックしてみると、音がピタッと止まることもあります。
それでも改善しない場合は、ガスシリンダーの接合部やリクライニングヒンジ部分に、シリコンスプレーなどの潤滑剤を薄く吹きかける方法もあります。このとき、プラスチックや合皮部分に影響が少ないタイプを選ぶこと、吹きすぎないことが大事です。吹き付けたあとは必ず乾いた布で余分な油分を拭き取り、床に垂れないように注意しましょう。
きしみ音対策で気をつけたいこと
- ガスシリンダーの分解など、危険を伴う作業は自己判断で行わない
- 潤滑剤の使用は少量から試し、布で拭き取りながら様子を見る
- 異常な音やガスシリンダーの不具合を感じたら、早めにメーカーや販売店に相談する
安全性に関わる部分のメンテナンスは、正確な情報を公式サイトのサポートページなどで確認し、最終的な判断は専門業者やメーカーサポートにご相談ください。
個人的には、「音がする=すぐ壊れる」というわけではなくても、気になりだすと集中力がそがれてしまうので、定期的に増し締めと軽い清掃をセットでやっておくと安心かなと思います。年末の大掃除や模様替えのタイミングで、一度ひっくり返してチェックする習慣をつけておくと、長くストレスなく使いやすくなります。
※公式サイトより引用
パクストンワークチェアの選び方
メルカリ中古価格と最安値
パクストンワークチェアを検索すると、メルカリの中古出品もかなりたくさん出てきます。Parisシリーズのパールグレイや、アイボリー系のモデルは特に人気で、新品価格よりかなり高いプレミア価格で出ているものも見かけます。中には、「これ、新品より高くない?」と思うような価格設定のものもあって、初めて見ると結構びっくりします。
一方で、オークション形式のサイトでは落札価格がもう少し現実的な水準に落ち着いているケースも多く、フリマアプリとオークションサイトでは「売る側の心理」も違うんだなと感じます。メルカリだけを見て「パクストンは中古でもこの価格が相場なんだ」と思い込んでしまうと、結果的にかなり割高な買い物になってしまう可能性があります。
新品と中古の価格イメージ(ごく一般的な目安)
| 種類 | 価格のイメージ | チェックポイント |
|---|---|---|
| 公式・Amazon新品 | セール時に大きく値引きされることも | 保証や返品条件が明確 |
| メルカリ中古 | 人気色・Parisは新品より高値のことも | 状態や付属品を写真で要確認 |
| オークションサイト | 相場に近い落札価格に落ち着きやすい | 終了タイミングで価格が大きく変動 |
中古で狙う場合は、「出品中の価格」だけでなく、「売り切れた商品の価格(取引済み)」も必ずチェックしておきたいところです。売れた価格が実際の需要に近いので、「このモデルならだいたい○万円前後が相場なんだな」というイメージがつかみやすくなります。また、送料込みかどうか、分解した状態で発送してくれるかどうかも、総額と組み立ての手間に直結するので見落とさないようにしたいポイントです。
中古で購入するときの注意点
- 保証がほぼ効かない(もしくは残期間が少ない)ことが多い
- ガスシリンダーやクッションのヘタリ具合は写真だけではわかりにくい
- 喫煙・ペット環境など、ニオイの有無は説明文と評価欄を要チェック
ここで挙げた価格やリスクはあくまで一般的な目安です。実際の価格や在庫状況は、必ず最新の販売ページや公式サイトをチェックし、最終的な購入判断はご自身の予算と相談しながら行ってください。
個人的には、「どうしてもParisシリーズの特定カラーが欲しい」「すでに新品販売が終わっているモデルを狙っている」といった理由があるなら中古もアリですが、「単純に安く買いたい」だけなら、まず新品のセールを狙う方が安心度は高いかなと思います。
Amazon販売価格とセール情報
パクストンワークチェアは、公式サイトだけでなくAmazonでも販売されています。通常価格はそこそこ高めに設定されているものの、大型セールのときに大きく割引されていることもあり、「タイミングを見て狙いたい椅子」という印象が強いです。
Amazonの良いところは、価格変動の幅が大きい反面、セール時の割引率がかなり攻めていることがある点です。タイミングが合えば、パクストンのようなワークチェアでも、体感的には「ワンランク上のモデルを、1ランク下の価格帯で買えた」と感じられることもあります。
狙いたいセールのタイミング
- プライムデー
- ブラックフライデー / サイバーマンデー
- 新生活シーズン(3〜4月)のセール
- 年末年始のタイムセール祭り
このあたりの期間は、ワークチェアやゲーミングチェア全体がまとめて値下げされることが多く、比較しながら選びやすいです。気になっているモデルがあれば、普段の価格とセール価格をざっくりメモしておくと、自分なりの「買いどきライン」が見えてきます。
Amazonでチェックしておきたいポイント
- 販売元がパクストン公式かどうか(マーケットプレイスの転売品でないか)
- 大型商品のため、到着日時や再配達の条件を確認しておく
- 返品ポリシーや保証期間の記載(初期不良時の対応など)
価格や在庫状況は日々変わるため、正確な情報はAmazonの販売ページや公式サイトを必ずご確認ください。
個人的には、「すぐにでも椅子が必要」という状況でなければ、まずは数週間から1か月ほど様子を見て、セールのタイミングを待つのがおすすめです。ほしい物リストに入れておけば価格変動にも気づきやすいので、焦らずタイミングを見ながら検討してみてください。
Parisシリーズとアイボリー色
パクストンワークチェアの中でも、Parisシリーズとアイボリー系のカラーは特に人気が高い印象があります。Parisは、標準モデルよりもさらにインテリア性を強く意識したラインで、生地感や色味が柔らかく、いわゆる「北欧っぽい部屋」に置いても違和感が少ないのがポイントです。
Parisシリーズの特徴
Parisシリーズは、落ち着いた色味とやや高級感のある生地感が特徴で、「仕事用ゲーミングチェア」というよりは「インテリアになじむラウンジチェア」に近い雰囲気があります。Paris Pearl Grayのようなカラーは、グレー系のソファや白いテレビボード、淡い木目のデスクとも合わせやすく、ワークスペース兼リビングのような「生活感と仕事感が混ざった空間」に自然になじみます。
一方で、Parisシリーズは価格もやや高めに設定されていることが多く、中古市場でもプレミア価格がつきやすい傾向があります。「とにかくコスパ優先」というよりは、「部屋全体の雰囲気を重視したい」「長く使う前提でインテリア投資も兼ねたい」という人向けのモデルと言えそうです。
アイボリーカラーのメリット・デメリット
アイボリー系のカラーは、壁やカーテンが白系の部屋と相性がよく、部屋全体を明るい印象に見せてくれるので、配信やオンライン会議で映りを気にする人にも向いています。また、女性向けのワークスペースや、ナチュラルインテリア好きの人からも人気があるカラーです。
その一方で、明るい色ほど汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。飲み物をこぼしやすい人や、ペットがいる家庭では、撥水スプレーやカバーを併用するなど、事前に対策を考えておくと安心です。日常的には、固く絞った布での拭き掃除や、週に1回程度の軽いクリーニングを習慣にしておくと、きれいな状態を保ちやすくなります。
Paris・アイボリーを選ぶ前に確認したいこと
- 部屋全体の色味(壁・床・カーテン・デスク)と合いそうか
- 汚れ対策としてカバーやマットを併用する余裕があるか
- 価格差を許容できるか(標準モデルとの比較)
どのカラーを選ぶにしても、「単体で見て好きかどうか」と同じくらい、「部屋の写真と並べてみて違和感がないか」をチェックしておくと失敗しにくいです。スマホで部屋を撮影して、ネット上の画像と見比べるだけでもかなりイメージがつかめるので、ぜひやってみてください。
組み立てやオットマンの有無
パクストンワークチェアの組み立ては、一般的なゲーミングチェアと同じくらいの難易度で、時間としては30〜60分くらいを見ておくと良さそうです。パーツ自体がしっかりしていて重量もあるので、可能なら2人で作業した方がスムーズだと感じます。
組み立てをスムーズに進めるコツ
まず、作業するスペースをしっかり確保することが大事です。ダンボールを広げて、その上で作業すると床が傷つきにくく、ネジやパーツを見失いにくくなります。背もたれと座面を固定する工程は特に重さがあるので、誰かに背もたれを支えてもらいながらボルトを仮止めし、最後に一気に本締めするイメージで進めるとゆがみが出にくいです。
また、説明書の順番通りに進めるのはもちろんですが、「最初にすべてのパーツが揃っているか確認する」「ネジを種類ごとに小皿に分ける」といったひと手間を入れるだけで、作業ストレスはかなり減ります。大きなパーツは予想以上に重いことも多いので、腰を痛めないように無理のない体勢で作業してください。
オットマン付きモデルを選ぶかどうか
モデルによっては、最初からオットマン(フットレスト)がついているものと、そうでないものがあります。オットマン付きは、リクライニングと組み合わせるとかなり快適で、ちょっとした仮眠や映画鑑賞には最高です。その分だけ可動部品が増えるので、組み立て工程が少し増えたり、床面のスペースを取ったりする点は頭に入れておきたいところです。
オットマン付きモデルの注意点
- 前方にせり出すため、デスクとの距離が近いと使いにくいことがある
- 狭い部屋だと、足元の動線を圧迫しやすい
- 可動部が増える分、きしみ音やガタつきが出る可能性もわずかに高まる
設置スペースに余裕がない場合は、オットマンなしモデル+別途フットレストを組み合わせる、という選択肢も検討してみてください。
組み立てサポートサービスという選択肢
パクストンに限らず、一部のワークチェアや家具では、組み立てや設置を専門スタッフに任せられるサービスが用意されていることもあります。重いものを動かすのが不安な場合や、工具の扱いに慣れていない場合は、こういったオプションが使えるかどうかも事前にチェックしておくと安心です。
※公式サイトより引用
パクストンワークチェアは買いか
ここまでいろいろ見てきましたが、個人的には「部屋の雰囲気を崩さずに、しっかりしたゲーミングチェアがほしい人」にとって、パクストンワークチェアはかなり有力な選択肢だと感じています。テレワーク中心の生活になってから、「ソファだと腰が痛いけど、いかにもオフィスチェアっぽい見た目はちょっと嫌だ」という人には特に刺さりやすい椅子だと思います。
パクストンワークチェアをおすすめしやすい人
- 在宅ワークとゲーム・動画視聴を同じ椅子でこなしたい人
- ゲーミングチェアの機能性は欲しいけれど、派手なデザインは避けたい人
- Parisシリーズやアイボリーなど、インテリアになじむカラーを重視したい人
- セールやキャンペーンを活用して、ミドル〜ハイレンジの椅子をお得に狙いたい人
一方で、「とにかく最安値で椅子を手に入れたい」「メッシュ系の軽いオフィスチェアが好み」という人にとっては、パクストンワークチェアの価格帯や重量感はオーバースペックに感じるかもしれません。また、Parisシリーズやアイボリーなどの人気モデルは、中古市場で割高に出ていることも多いので、新品価格と見比べながら冷静に判断したいところです。
在宅ワーク環境をトータルで整えたい場合は、椅子だけでなく、モニターやデスクも含めて見直した方が満足度が上がりやすいです。例えば、32インチクラスのモニター選びをまとめたベゼルレスモニター32インチのおすすめは?没入感を変える選び方や、モニターのカーブによる見え方の違いを整理した湾曲モニター1000Rや1500Rはどっち?後悔しない選び方も参考になるはずです。
最後にもう一度まとめると、パクストンワークチェアは「在宅ワークもゲームも1脚でこなしたい」「インテリアになじむゲーミングチェアがほしい」という人にはかなりおすすめしやすい椅子です。ただし、価格や健康面の感じ方には個人差があります。ここで紹介した内容はあくまで一般的な目安として受け止めてもらい、正確な情報は公式サイトや販売ページで必ず確認し、最終的な判断はご自身と、必要に応じて専門家に相談しながら決めてもらえればと思います。




