※公式サイトより引用
こんにちは。ワークスタイル‐リデザイン編集部です。
パクストン怪しいと検索して、このページにたどり着いた方は、パクストン仕事用ゲーミングチェアやパクストンゲーミングチェアの評判が本当なのか、運営元の信頼性や安全性が気になっている人が多いかなと思います。ネット上では「パクストンはどこの国のブランドなのか」「日本企業の椅子なのか海外メーカーなのか」「PAXTONParisは普通のモデルと何が違うのか」「最近の値上げは大丈夫なのか」「セール価格は本当にお得なのか」「中古品購入はリスクが高いのか」「レビューはサクラ疑惑があるのではないか」といったテーマが一気に出てきて、正直かなり迷いやすいですよね。
私自身も在宅ワーク用の椅子を探す中で、Paxton desk chairという英語名で紹介されているレビューまで読み漁りながら、パクストンゲーミングチェアの評判や信頼性、価格、セールタイミング、中古品購入のメリットとデメリットなどをひと通りチェックしてきました。その過程で、「パクストン怪しい」と言われる理由と、実際にワークチェアとしておすすめできるポイントの両方がだんだん見えてきた感覚があります。
最近はテレワークやリモートワークが当たり前になってきて、仕事用の椅子に求めるハードルもかなり上がっていると感じます。「長時間座っても腰や肩がつらくないか」「オンライン会議で背景に映っても恥ずかしくないか」「部屋のインテリアを壊さないか」など、チェックしたいポイントが増えた結果、パクストンのような「仕事用ゲーミングチェア」に注目が集まりやすくなっている印象ですね。
この記事では、パクストンはどこの国の会社が運営しているのかという基本情報から、PAXTONParisを含む各モデルの違い、値上げやセールの背景、中古購入時の注意点、サクラ疑惑の真相まで、できるだけフラットな目線で整理していきます。読み終わるころには、「自分のワークスペースにパクストンのワークチェアを迎え入れても大丈夫そうか」「パクストンは怪しいどころかむしろアリかも」と判断しやすくなると思うので、椅子選びのヒントとしてゆっくり読み進めてもらえたらうれしいです。
※公式サイトより引用
パクストンは怪しいのか真相
パクストン仕事用ゲーミングチェアとは
パクストン仕事用ゲーミングチェアは、その名の通り「仕事にも使えるゲーミングチェア」というコンセプトで作られたチェアです。一般的なゲーミングチェアのように、ハイバック構造やリクライニング、フットレストといった機能を持ちながら、在宅ワークやテレワークのデスク環境にもなじみやすいデザインに振っているのが特徴だと感じています。
デザインコンセプトと世界観
パクストンのラインナップを見ていると、Smart Blackのようなすっきりしたモデルから、Parisシリーズのようなインテリア寄りのモデルまでありますが、どれも共通しているのは「リビングや書斎に置いても浮きにくい見た目」と「長時間座ることを前提にした作り」です。ゲーミングチェアというと、派手なロゴやビビッドなカラーリングをイメージしがちですが、パクストンはその逆を行くイメージで、ロゴを控えめにしつつ、色味もグレーやベージュ、ブラックなど落ち着いたトーンに寄せています。
個人的にいいなと思うのは、「ゲームをしない人でも違和感なく使える」という点です。実際、在宅ワーク用に導入している人の中には、ゲームはほとんどしないけれど、リクライニングやフットレストを活用して昼寝スペースとして使っている人もいます。ゲーミングチェアの快適さをうまく日常の仕事モードに落とし込んだプロダクトという印象が強いですね。
機能面の特徴と使い勝手
機能面では、高密度クッションや高級人工レザー、背面メッシュ、可動式アーム、フットレストなど、カタログ上の機能だけを見るとかなり盛りだくさんです。座面は厚めに作られていて、体圧分散を意識したクッション構造になっていますし、背中が触れる部分はメッシュになっているモデルが多く、長時間のデスクワークで気になる「蒸れ」問題に配慮している設計になっています。
また、可動式アームレストやヘッドレストなど、姿勢を変えたときに体を支えてくれるパーツが多いのも特徴です。作業中は前傾姿勢でキーボードを打ち、休憩中は背もたれを倒して動画を見たり、そのままフットレストを引き出して軽く目を閉じたりと、一脚でワークとリラックスを切り替えやすい構造になっているのは、まさに現代の在宅ワーク向けだなと感じるポイントです。
サイズ感と導入前にチェックしたい点
一方で、「サイズが大きめで圧迫感がある」「座面がやや硬めに感じる」といった声もあります。これはパクストンに限らず多くの仕事用ゲーミングチェアに共通する部分で、しっかりした作りを優先すると、どうしても重量やボリューム感は増えやすいんですよね。パクストンも、いわゆる事務用チェアと比べると、背もたれの高さや座面の奥行きがしっかりあるので、ワンルームやコンパクトな書斎では「思ったより存在感がある」と感じる人もいると思います。
このあたりは、部屋の広さやデスクのサイズ、自分の体格と合わせてチェックしておくと、ミスマッチを防ぎやすいです。特に、身長が低めの人は、座面の高さ調整幅や足裏がしっかり床につくかどうかを意識しておくと安心です。
ざっくり言うと、パクストン仕事用ゲーミングチェアは「ゲーミングチェアの快適さ」と「インテリアになじむデザイン」を両立したワークチェアというポジションにいるイメージです。ゲームがメインでなくても、在宅ワークを快適にしたい人にとって十分検討候補に入ってくる椅子だと思います。
パクストンどこの国の会社か
パクストンどこの国の会社なのかという問いは、「パクストン怪しい」と検索する人が一番気になっている部分かもしれません。見た目がスタイリッシュで、公式サイトの雰囲気もかなり洗練されているので、「海外のよく分からないメーカーが販売しているのでは?」と不安になりやすいんですよね。
運営元は日本企業の株式会社AINEXT
実際には、パクストンブランドを展開しているのは日本の株式会社AINEXTという会社です。本社は東京都内のオフィスビルにあり、フィットネスバイクのFITBOXやメンズサプリのULBOなど、他ジャンルでもEC向けのブランドを複数展開している企業です。Amazonや楽天などで上位に出てくるブランドをいくつも手がけていて、「商品企画〜マーケティング〜販売」を一気通貫でやるタイプのD2C企業というイメージですね。
いわゆる「どこの誰がやっているか分からない海外通販サイト」とは違って、日本語のサポート窓口や電話番号が公表されている点は、個人的にはかなり安心材料だと感じます。実店舗を持たないECブランドの場合、運営会社の所在地や連絡先が不明瞭だと、何かあったときに不安ですが、パクストンはそこをきちんと明示しているタイプです。
日本ブランド×海外生産というスタイル
一方で、パクストンの椅子自体は、いわゆる国内工場製造のオフィスチェアではなく、コストバランスを考えて海外の提携工場で製造されていると考えるのが自然です。今は、設計や品質管理を日本企業が担当しつつ、製造は海外というパターンがかなり一般的になっているので、「日本ブランドだけど生産は海外」という形自体はそこまで珍しくありません。ニトリや無印良品など、身近な家具ブランドでも同じような構造が採用されています。
大事なのは、「どの国で作っているか」よりも「どんな基準とチェック体制で作っているか」です。パクストンの場合、ガスシリンダーや耐荷重など安全性に関わる部分で第三者機関の認証を取っていたり、日本国内の基準に沿った試験を実施していることをアピールしているので、その点は後ほど詳しく触れていきます。
ブランドの透明性と今後の期待
「パクストンどこの国の会社か」という疑問の裏側には、「長く使っても大丈夫なブランドなのか」「サポートは機能しているのか」という不安も含まれていると思います。少なくとも現時点では、パクストンは日本企業が企画・販売していて、日本語のサポートや保証も用意されているので、「正体不明の怪しいブランド」というよりは、ECに強い日本企業が立ち上げた新しめの家具ブランドと捉えるほうがしっくりきます。
パクストンは日本企業が企画・監修しているけれど、生産拠点自体はコスト面を考えて海外に置いている、というイメージを持っておくと、過度に不安にならずに済むかなと思います。製造国だけで「怪しい」と判断するのではなく、サポートや保証、品質基準まで含めてチェックするのがおすすめです。
パクストンの評判と口コミ傾向
パクストンの評判と口コミを眺めていると、ざっくりポジティブ寄りの声とネガティブ寄りの声に分かれている印象です。どの椅子にも当てはまる話ではありますが、パクストンも「刺さる人にはすごく刺さるけれど、合わない人も一定数いる」というタイプのプロダクトだと感じます。
ポジティブな口コミで多いポイント
ポジティブな口コミでよく見かけるのは、次のようなポイントです。
- デザインが落ち着いていて部屋になじみやすい
- 極厚クッションのおかげで長時間座っても疲れにくいと感じる
- リクライニングとフットレストでちょっとした昼寝もしやすい
- 背面メッシュで蒸れにくいのがうれしい
- この価格帯のゲーミングチェアの中では高級感がある
特に在宅ワークで使っている人からは、「オンライン会議の背景に映っても悪目立ちしない」「ゲーミングチェアっぽさを抑えたデザインがちょうどいい」という声が多いです。Parisシリーズのパールグレイやアイボリーは、SNSでも写真映えするという意味で人気が高いように感じます。フットレストを出して足を伸ばしながら資料を読んだり、休憩中に動画を見たりと、「仕事8割+リラックス2割」くらいの使い方をしている人が多い印象ですね。
ネガティブな口コミとその背景
一方で、ネガティブ寄りの口コミでは、「座面が思ったより硬い」「体にフィットしない」「サイズが大きくてワンルームだと圧迫感がある」「梱包が重くて一人で運ぶのが大変」といったコメントもあります。これはパクストンに限らず、ワークチェア全般で起こりがちなギャップなので、口コミを読むときは良い面だけでなく、気になるポイントも合わせてチェックしておくのがおすすめです。
座面の硬さについては、「柔らかすぎるクッションだと長時間座ると逆に疲れやすい」という考え方もあるので、好みが分かれやすいところです。また、身長や体重によっても感じ方が大きく変わるので、自分と近い体格の人の口コミを探して読むと、イメージがつかみやすくなると思います。
編集部としての口コミの扱い方
パクストンゲーミングチェアの評判をもっと細かく知りたい場合は、同じワークスタイル‐リデザイン内のパクストンゲーミングチェアの評価で分かる疲れにくい座り心地も参考になると思います。そこでは、より具体的な口コミの傾向や、モデルごとの違いも含めて整理しています。
口コミをチェックするときは、「全員が満足している椅子は存在しない」という前提を持ちながら、自分にとって譲れないポイント(デザイン・座り心地・価格・サイズ感など)を決めたうえで読むと、情報に振り回されにくくなります。
PAXTONParisとの違いと評判
PAXTONParisとの違いは、見た目の高級感と素材のバリエーション、価格帯あたりが大きなポイントです。Parisシリーズは、いわゆる「王宮の外観」を意識した背面デザインや、ベルベット調の生地、高級感のあるカラー展開など、インテリアとしての存在感がかなり強めになっています。
通常モデルとの違いをざっくり整理
通常モデルとPAXTONParisの違いをざっくりまとめると、次のようなイメージです。
| モデル | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| 通常モデル | ベーシックなデザインと機能、価格は中〜上くらい | まずはコスパ重視でパクストンを試したい人 |
| PAXTONParis | ベルベット調など素材の質感と背面デザインがリッチ | インテリアも含めてワークスペースを整えたい人 |
Parisシリーズは、背面に装飾的なラインが入っていたり、座面や背もたれにふっくらとしたキルティングが施されていたりと、「家具としての存在感」をしっかり出してくるタイプです。カラーリングも、パールグレイやアイボリーなど柔らかい色が多く、いわゆるガジェット感の強いデスク環境から、少し大人っぽい雰囲気のワークスペースに寄せていきたい人と相性が良さそうです。
PAXTONParisの評判と気をつけたいポイント
私が口コミを眺めた限りでは、PAXTONParisの評判としてよく見かけるのは、次のようなところです。
- パールグレイやアイボリーの色味がかわいい・おしゃれという声
- リビングに置いても「いかにもゲーミングチェア」感が少ない
- ベルベット調の張地はホコリや汚れが少し気になりやすいという意見もある
- 通常モデルに比べると価格は上がるものの、満足度も高いという人が多い
ベルベット調の生地は、手触りや見た目の高級感という意味ではかなり魅力的ですが、ホコリやペットの毛が付くと目立ちやすかったり、飲み物をこぼしたときのケアが少し大変だったりという側面もあります。このあたりは、「きれいな状態を保つために少し手間をかけられるかどうか」も含めて検討したいポイントかなと思います。
どちらを選ぶべきか迷ったときの考え方
どちらかというと、「とにかくコスパ重視で一番安いモデルを」という人より、インテリアとのバランスも含めて、自分のワークスペース全体を整えたい人向けのシリーズという印象です。Parisシリーズについては、より詳しく掘り下げたパクストンパリスの口コミで分かる失敗しない選び方徹底解説もあわせて読んでもらうと、イメージがつかみやすいかなと思います。
ざっくりまとめると、「見た目の世界観までこだわりたいならPAXTONParis」「まずはパクストンの座り心地や使い勝手を試したいなら通常モデル」という選び方がしやすいかなと感じます。
パクストン怪しいサクラ疑惑の実態
「パクストン怪しい」と検索したときに、サクラ疑惑を心配している人もいると思います。公式サイトのレビュー数が多かったり、SNSやYouTubeでインフルエンサーの発信が目立つと、「これ全部広告なんじゃないか?」と疑いたくなる気持ちもよく分かります。
プロモーションが多く見える理由
パクストンは、いわゆるD2Cブランドらしく、インフルエンサーやレビューブロガーとのタイアップを積極的に行っている印象があります。ガジェット系YouTuberがデスクツアーの中でPAXTONParisを紹介していたり、在宅ワーカー向けのブログで詳しいレビュー記事が出ていたりと、露出の量だけを見ると「広告感」が強く見えるのは事実だと思います。
ただ、そういったレビューを丁寧に読んでいくと、ポジティブな点だけでなくデメリットもきちんと書いているケースが多いと感じました。「座面はしっかり硬め」「部屋が狭いと存在感が出やすい」「ベルベット素材はホコリが付きやすい」など、メーカーがわざわざ言いたくないポイントにも触れているレビューは、少なくとも一律にサクラとは言いにくいはずです。
サクラを過度に気にしすぎないコツ
一方で、どの製品にも共通しますが、レビューを全部うのみにするのもおすすめしません。人によって身長や体重、使っているデスクの高さ、床の素材、使い方(仕事メインかゲームメインか)が違うので、感じ方もかなり変わります。サクラかどうかを気にするより、自分と条件が近そうな人の口コミを中心に読むほうが、結果的には判断しやすいと感じます。
たとえば、「身長160cm台で在宅ワーク中心」「1日8時間くらい座る」「ワンルームで使う」といった自分の条件に近いレビューをピックアップしていくと、「座面の高さがちょうどよかった」「背もたれが大きく見えるけれど、慣れたら気にならない」など、自分ごととしてイメージしやすい情報が集まりやすくなります。
編集部としてのスタンス
結局のところ、パクストン怪しいサクラ疑惑の実態は、「プロモーションはしっかりやっているが、だからといって全部がやらせレビューというわけではない」という中間的なところに落ち着くかなと思います。D2Cブランドにとってインフルエンサー施策はもはや当たり前の手法なので、それだけで「怪しい」と決めつけるのはもったいないです。
レビューは参考資料の一つにとどめて、最終的には「自分のワークスタイルに合うかどうか」を軸に判断するのが安全かなと思います。気になる人は、返金保証の仕組みを活用しつつ、自分の環境で実際に試してみるのも一つの選択肢です。
※公式サイトより引用
パクストンは怪しいどころかおすすめ
パクストンは信頼できる品質か
パクストンは信頼できる品質かどうかを考えるときに、個人的にチェックしておきたいポイントは次の3つです。
- 運営会社が日本企業であること
- 第三者機関の認証やJIS規格などの基準をクリアしているか
- 保証内容とサポート体制がどれくらい整っているか
JIS規格や第三者認証という「ものさし」
前半でも触れた通り、パクストンの運営元は日本の株式会社AINEXTで、日本語でのサポート窓口が用意されています。さらに、ガスシリンダー部分には国際的な認証機関によるクラス4シリンダーが使われていたり、日本のJIS規格に沿った耐久性試験をクリアしていることがアピールされています。JIS(日本産業規格)は、産業標準化法に基づいて定められた国家規格で、「一定の品質や安全性を満たしているかどうか」を判断する大きな目安になります(出典:経済産業省 関東経済産業局「日本産業規格(JIS)」)。
もちろん、「JISに準拠しているから絶対に壊れない」というわけではありませんが、少なくとも完全なノーブランド品と比べると品質基準が一段階上がっていると考えやすいです。特に、ガスシリンダーのように安全性に直結するパーツで第三者認証を取っているのは、ワークチェア選びで安心材料になるポイントかなと思います。
価格帯と耐久性のバランス
もちろん、数十万円クラスのハイエンドオフィスチェアと比べると、素材や耐久性で劣る部分はあると思います。フルメッシュの高級チェアや、オフィス家具メーカーが出しているエルゴノミクスチェアと同じ感覚で扱うと、「思ったより早くヘタってきた」と感じる可能性もゼロではありません。
ただ、2〜4万円台という価格帯を考えると、このクラスのワークチェアとしてはかなりしっかり品質基準を押さえている印象です。どちらかというと、「数万円の椅子を10年以上ノーメンテナンスで使い続ける」というより、「5〜7年くらいを目安に買い替える前提で、今のワークスタイルに合わせて選ぶ」くらいの感覚が現実的かなと感じます。これはパクストンに限らず、この価格帯の椅子全般に言えることですね。
保証とサポート体制でリスクを減らす
パクストンの安心材料として大きいのが、30日間の返金保証と1年間の製品保証です。30日間返金保証があることで、「実際に自宅で使ってみたらイメージと違った」というときに手放しやすくなりますし、1年保証があれば初期不良や明らかな不具合には対応してもらいやすくなります。
耐久年数や具体的な試験条件などの数値は、あくまで一般的な目安にとどまります。正確な情報は公式サイトや取扱説明書を必ず確認し、気になる場合は販売元に問い合わせてみるのがおすすめです。安全性や健康面が気になる場合は、必要に応じて医療・専門機関にも相談してみてください。
パクストンセール価格と値上げ
パクストンセール価格と値上げの話題も、「パクストン怪しい」と言われるきっかけの一つになりやすい部分です。公式サイトを見ると、定価が高めに設定されていて、常に何割引かになっているように見えるタイミングもあります。これがいわゆるアンカープライシングと呼ばれる手法で、「割引前の価格を見せてお得感を演出する」というマーケティングの一種です。
「定価」と「実売価格」を分けて考える
個人的には、「定価が本当にその値段かどうか」を気にしすぎるより、セール時の実売価格で他社製品と比較するほうが現実的だと思っています。例えば、2万円台〜3万円台のタイミングで買えるなら、リクライニングやフットレスト、背面メッシュ、デザイン性まで含めてかなりコスパは良い部類に入ります。一方で、4万円台後半〜5万円前後まで上がってくると、AKRacingなどの有名ゲーミングチェアや、別メーカーのオフィスチェアも候補に入ってくるので、「デザインの好み」で選ぶゾーンになってくるイメージです。
値上げの背景をざっくり理解しておく
ここ数年、家具や家電全般で値上げが続いている背景には、原材料費の高騰や輸送コストの増加、為替レートの変動などがあります。パクストンだけが勝手に値上げしているというより、業界全体として価格帯がじわじわ上がっている流れの中で、その影響を受けていると考えるほうが自然です。
そのうえで、「自分の予算感に対して、いまの実売価格でパクストンは候補に入るか?」を冷静に判断していくのが大事かなと思います。
セール時に狙いたい価格帯の目安
セール時に狙うなら、税込2万円台〜3万円前半くらいを一つの目安にすると、満足度とのバランスが取りやすいと感じています(あくまで一般的な目安です)。より細かい価格感や買い時の考え方は、パクストンのワークチェアは買い?メリットデメリットと最適な選び方でも整理しています。
なお、価格やセール情報は変動が激しいので、正確な情報は公式サイトや販売ページで必ず最新の内容を確認してください。
パクストン中古購入の注意点
パクストン中古購入を検討している人もいると思います。メルカリなどのフリマアプリを見ると、使用期間の短いパクストンワークチェアが出品されていることもありますが、中古には中古ならではの注意点があります。
中古で買う前に押さえたいポイント
代表的なポイントは次の通りです。
- 新品購入時の保証(返金保証や1年保証)が基本的には引き継がれない
- 座面クッションのヘタり具合やレザー・ファブリックの傷み具合は写真だけだと分かりにくい
- 分解状態で届く場合、ネジやパーツがそろっているか確認が必要
- 前の持ち主の使い方によって、きしみ音やガタつきの出方がかなり変わる
正直なところ、パクストンのようなワークチェアは、人の体重や姿勢、使用時間によって劣化の仕方が大きく変わるので、「少しでも状態に不安があるなら新品のほうが安心」というのが本音です。中古で買う場合は、価格が新品と比べてどれくらい安くなっているか、保証の有無を含めて冷静に天秤にかけると良いかなと思います。
中古が向いている人・向いていない人
中古購入が向いているのは、例えば次のような人です。
- 多少のキズや使用感は気にならない
- とにかく予算を抑えたい
- 自分で分解・組み立てやメンテナンスがある程度できる
逆に、「保証がないのは不安」「初めてワークチェアを買うので失敗したくない」「きしみ音やガタつきが出たらすぐにストレスになりそう」という人は、素直に新品を選んだほうがトータルで満足度は高くなりやすいです。
中古購入は、保証がほぼ利かない前提で「多少の傷やヘタりは許容できる人」向けの選択肢です。安全性や耐久性が気になる場合は、無理せず新品を検討したほうが安心度は高くなります。特に腰痛持ちの人や長時間座る人は、椅子のコンディションが作業効率や体調に直結しやすいので、慎重に判断するのがおすすめです。
パクストン試座店舗と体験談
パクストン試座店舗と体験談については、多くの人が気になっているところだと思います。現状、パクストンは基本的にオンライン販売が中心で、家電量販店や家具チェーンに常設展示があるパターンではありません。そのため、「実物を座って試せないから不安」という声が出やすい状況です。
リアル店舗ではなく「自宅で試す」前提
その代わりと言ってはなんですが、パクストンは30日間の返金保証を用意していて、自宅で実際に使ってみて合わなければ返品できる仕組みになっています。これは、いわば「自宅がショールームになる」イメージで、店頭で数分試すより、自分のデスクや床環境でじっくり試せるという意味ではかなり合理的な仕組みだと感じています。
実店舗で少し座っただけだと、クッションのヘタり方や、長時間座ったときの腰・肩の疲れ方までは分かりにくいですよね。その点、自宅で1〜2週間しっかり使ってみて、「この高さがいい」「この角度だと腰が楽」といった感覚を掴んでから最終判断できるのは、在宅ワーク時代ならではのメリットかなと思います。
実際に使っている人の声
「段ボールは大きくて重いけれど、組み立て自体は説明書どおりに進めればそこまで難しくない」「最初の数日はクッションが硬めに感じたけれど、一週間くらいでちょうどよくなってきた」といった声が多いです。なかには「思ったよりも背もたれが高くて圧迫感が出た」という理由で手放した人もいるので、天井の高さや部屋の広さとのバランスも事前にイメージしておくと、後悔しにくいかなと思います。
もし段ボールの開梱や組み立てが不安な場合は、家族や友人に手伝ってもらうか、可能であれば組立代行サービスを検討するのも一つの方法です。安全に組み立てることも、椅子を長く使ううえで大事なポイントですね。
※公式サイトより引用
パクストンは怪しいどころか買い
ここまで、パクストン怪しいと言われる理由と、実際の中身をいろいろな角度から見てきました。最後に、ワークスタイル‐リデザイン編集部としての結論をまとめると、パクストンは怪しいどころか、条件が合う人にとってはかなりおすすめしやすいワークチェアだと感じています。
こんな人には特におすすめ
特におすすめしやすいのは、次のような人です。
- 在宅ワークが多く、リビングや書斎に置いても違和感のない椅子が欲しい人
- ゲーミングチェアの機能性は欲しいけれど、派手なデザインは避けたい人
- 2〜4万円台の予算で、デザインと座り心地、機能のバランスを重視したい人
- 30日返金保証などの仕組みを活用しながら、自宅でじっくり試して決めたい人
逆に、「10年以上ガチガチに使い続けられる業務用チェアが欲しい」「ブランドの歴史や完全な国内生産にこだわりたい」「ワンルームでコンパクトな椅子しか置けない」という人は、別のオフィスチェアやコンパクトチェアのほうが合う可能性もあります。
最終判断の前にチェックしておきたいこと
パクストンを選ぶかどうか迷っている場合は、この記事の内容に加えて、先ほど紹介した評価・口コミ重視の記事やモデル別の記事も参考にしつつ、自分のワークスタイルに引き寄せてイメージしてみてください。たとえば、「1日に何時間くらい座るのか」「ゲームはどのくらいするのか」「部屋のどこに置くのか」「将来的に引っ越し予定があるか」など、少し未来も含めて想像してみると、選ぶべきモデルが絞り込みやすくなります。
最終的な判断材料を増やしたいときは、腰痛や姿勢が気になるなら整形外科や理学療法士などの専門家、オフィスレイアウト全体の相談ならオフィス家具の専門店などにも相談してみるのも一つの手です。椅子は身体への影響が大きいアイテムなので、自己判断だけで無理をしないことも大切です。
この記事で紹介した価格や仕様、保証内容などは、執筆時点の情報をもとにした一般的な目安です。正確な情報は必ず公式サイトや販売ページでご確認いただき、疑問点があればメーカーや販売店に問い合わせてみてください。また、椅子の選び方そのものをもう少しじっくり考えたい場合は、ワークスタイル‐リデザイン内の他の記事も参考にしつつ、最終的な判断は専門家にご相談いただくことも検討してもらえたらと思います。




