こんにちは。ワークスタイル-リデザイン編集部です。
ロジクールMX MASTER 4をゲームでも使いたいけれど、「仕事用マウスなのにゲームでも快適?」「FPSだと遅延が気になる?」「FF14のようなMMOなら使いやすい?」と迷っていませんか。MX MASTER 4は最大8,000DPIのDarkfield高精度センサーや複数のボタンを備えているので、スペックだけを見るとゲーミングマウスとしてもかなり使えそうに感じますよね。
実際に気になるのは、MX Master 4のゲーム性能だけではありません。MX Master 4のボタン割り当てやおすすめ設定、アクションリング設定、取扱説明書の確認方法、ポーリングレートや遅延までまとめて知りたい方も多いかなと思います。
また、MX Master 4 for Macとの違いはゲーム性能にも関係するのか、MX MASTER 4 for MacをAmazonで購入するときに何を確認すればいいのか、MX Master 4をヤマダ電機などの実店舗で選ぶメリットはあるのか、レビューではどこを確認すればいいのかも購入前に押さえておきたいポイントです。
結論からいうと、ロジクールMX MASTER 4は、仕事をメインにしながらRPG、MMORPG、シミュレーション、ストラテジーなども楽しみたい人にはおすすめです。一方で、VALORANTやApex Legendsのような競技FPSでは、125Hzのポーリングレートや約150gの重量が弱点になります。この記事では、どんなゲームならおすすめできるのか、どんな人はゲーミングマウスを別に用意したほうがいいのかまで分かりやすく整理します。
ロジクールMX MASTER 4のゲーム性能
ゲーム用途でもおすすめできる理由
MX MASTER 4は、いわゆるゲーミングマウスではありません。それでも、仕事とゲームを1台のマウスで兼用したい人にはかなり魅力的です。
まず注目したいのが、200~8,000DPIまで調整できるDarkfield高精度センサーです。4Kモニターや複数ディスプレイを使う環境でもカーソルを大きく動かしやすく、通常のゲーム操作で解像度不足を感じる場面は少ないかなと思います。
さらに、MagSpeed電磁気スクロール、独立したサムホイール、複数のカスタマイズ可能なボタン、静音クリック、Actions Ringなど、一般的なゲーミングマウスとは違う方向の便利さがあります。
| 項目 | MX MASTER 4の仕様・特徴 | ゲームでの意味 |
|---|---|---|
| センサー | Darkfield高精度 | 普段使いから一般ゲームまで十分 |
| DPI | 200~8,000DPI | 画面環境に合わせて調整しやすい |
| 重量 | 約150g | 安定感はあるがFPSでは重い |
| ボタン | 8ボタン | MMOやRPGの補助操作に便利 |
| 横スクロール | サムホイール | ゲームによっては補助操作に使える |
| 接続 | Logi Bolt・Bluetooth | 仕事環境との兼用がしやすい |
| バッテリー | 最長約70日 | 頻繁な充電を避けやすい |
特にシミュレーションゲームやストラテジーでは、MX MASTER 4の特徴が生きてきます。たとえば広いマップを移動したり、長いメニューをスクロールしたり、大量の項目から目的の場所を探したりするゲームですね。
MagSpeedホイールは、ゆっくり回すと細かく操作しやすく、勢いよく回すと一気にスクロールできます。ゲーム内の長いリストやインベントリを操作する場面では、この使いやすさが意外と便利ですよ。
静音性も強みです。クリック音が小さいため、夜間のゲームやボイスチャット中でも一般的なゲーミングマウスより音を気にしにくいでしょう。
MX MASTER 4がおすすめなのは、ゲームだけのためにマウスを選ぶ人ではなく、仕事を中心に使いながらゲームも楽しみたい人です。
逆に「ゲームの勝率を少しでも上げたい」「FPSのエイム性能を最優先したい」という場合は、選び方が変わります。MX MASTER 4は仕事向けの快適性を優先したマウスだからです。
FPSでは125Hzの遅延に注意
MX MASTER 4をゲーム目的で検討するときに、最も重要なのが125Hzのポーリングレートです。
ポーリングレートとは、マウスからPCへ位置情報やクリック情報を何回送信するかを示す数値です。125Hzなら1秒間に125回、計算上は約8ms間隔で情報が送られます。
一般的なゲーミングマウスでは1,000Hzが広く採用されており、上位モデルでは4,000Hzや8,000Hzに対応する製品もあります。
| ポーリングレート | 送信間隔の目安 | 用途のイメージ |
|---|---|---|
| 125Hz | 約8ms | 一般作業・MX MASTER 4 |
| 1,000Hz | 約1ms | 一般的なゲーミングマウス |
| 4,000Hz | 約0.25ms | 高性能ゲーミングマウス |
| 8,000Hz | 約0.125ms | 競技向けハイエンドモデル |
MX MASTER 4は最大8,000DPIですが、8,000DPIと8,000Hzはまったく別の数値です。
DPIはマウスを動かしたときのカーソル移動量に関係します。一方、ポーリングレートは入力情報をPCへ送る頻度です。DPIが高いからといって、通信速度まで高速になるわけではありません。
VALORANT、Counter-Strike 2、Apex Legends、Overwatch 2などでは、瞬間的なエイムや視点移動が重要です。144Hzや240Hzなどの高リフレッシュレートモニターを使っている場合は、1,000Hz以上のゲーミングマウスと比較して、MX MASTER 4の視点移動を少し粗く感じる可能性があります。
競技FPSを本気でプレイするなら、MX MASTER 4をゲーム用の第一候補にはしにくいです。125Hzという通信仕様は、DPI設定を変更しても1,000Hzへ引き上げられるものではありません。
また、USB-Cケーブルを接続しても、一般的な有線ゲーミングマウスのように高速な有線通信へ切り替わるわけではありません。USB-C端子は主に充電用です。
ただし、「125Hzだからゲームができない」という意味ではありません。ストーリー中心のFPS、ソロプレイ、軽く遊ぶ程度なら普通に操作できます。プレイ可能かどうかと、競技向けかどうかは別と考えるのが分かりやすいですよ。
FF14などMMOとの相性は良好
FPSでは弱点が目立つMX MASTER 4ですが、FF14などのMMORPGでは評価が変わります。
MMORPGでは、ピクセル単位の高速エイムよりも、マップ、インベントリ、ホットバー、ターゲット、メニューなどを効率よく操作することが重要です。そのため、MX MASTER 4の複数ボタンやサムホイールを活用しやすくなります。
たとえば、私は次のような考え方で割り当てるのがおすすめです。
| 操作部 | 割り当て例 |
|---|---|
| 戻るボタン | マップ表示 |
| 進むボタン | インベントリ表示 |
| 追加サイドボタン | よく使う単一キー |
| ホイールクリック | ターゲット関連操作 |
| サムホイール | タブ切り替えやカメラ関連 |
左手は移動キーやキーボードショートカットに集中し、右手へ補助操作を移せるのがメリットです。
ただし、側面に12個前後のボタンを並べたMMO専用マウスと比較すると、直接割り当てられる操作数は少なめです。大量のスキルをマウスだけで完結したい人には、MMO専用マウスのほうが向いています。
一方で、「仕事でも同じマウスを使うから、側面に12ボタンもいらない」という人にはMX MASTER 4のバランスがちょうどいいですよ。
Smart Actionsなどで複数の入力を自動化できる場合でも、オンラインゲーム内でのマクロ利用はタイトルごとの利用規約を確認してください。ゲーム内操作ではなく、Discordや録画ソフトの起動などPC側の準備に使うほうが扱いやすいです。
FF14以外でも、World of WarcraftのようなMMORPG、ターン制RPG、カードゲーム、シミュレーション、ストラテジーなどではMX MASTER 4の弱点が目立ちにくくなります。
素早いマウス移動より、長時間の操作性やボタンカスタマイズを重視するゲームほど相性がいいと考えてください。
150gの重量はゲームでどう影響する
MX MASTER 4の重量は約150gです。最近のゲーミングマウスと比較すると、かなり重い部類に入ります。
FPS向けでは60g前後の軽量モデルが多く、50gを下回る製品もあります。そのため、MX MASTER 4は軽量ゲーミングマウスの2倍以上の重量になることもあります。
重量差が特に出やすいのが、ローセンシで大きくマウスを動かすFPSです。
- 大きく振って振り向く
- マウスパッド端で本体を持ち上げる
- 中央へ戻して再び操作する
- 狙った位置で素早く止める
こうした動きを何度も繰り返す場合、150gのマウスは60g前後のマウスより取り回しにくく感じる可能性があります。
また、MX MASTER 4は本体に高さがあり、手のひらを本体へ預けるかぶせ持ちとの相性がいい形状です。指先中心で動かすつまみ持ちや、浅いつかみ持ちを好むFPSプレイヤーには大きく感じるかもしれません。
ただ、重量は必ずしも悪いことばかりではありません。
シミュレーションゲームやRPGのように、マウスを持ち上げず机の上でゆっくり動かす場合は、適度な重さが安定感につながることもあります。軽すぎるマウスが落ち着かない人には、MX MASTER 4のほうが扱いやすいこともあるでしょう。
底面のソールも広く、重量のわりには滑らせやすい設計です。
約150gという重量の評価は、遊ぶゲームとマウスの動かし方で変わります。FPSでは弱点になりやすく、シミュレーションやRPGでは安定感として感じやすいですよ。
MX Master 4のレビュー評価
MX Master 4のレビューを確認するときは、評価点だけを見るのではなく、レビューした人が何に使っているのかを見るのがおすすめです。
仕事用途では、MagSpeedホイール、サムホイール、Actions Ring、触覚フィードバック、静音クリック、アプリ別設定などが評価されやすいポイントです。
一方、ゲーム用途では125Hzのポーリングレートと約150gの重量が弱点として目立ちます。
| 評価項目 | ゲーム用途での考え方 |
|---|---|
| Darkfieldセンサー | 一般ゲームには十分 |
| 最大8,000DPI | 高解像度環境でも調整しやすい |
| 125Hz | 競技FPSでは弱点 |
| 約150g | FPSでは重いが安定感はある |
| 静音クリック | 夜間には便利だが感触は好みが分かれる |
| 8ボタン | RPGやMMOの補助操作に便利 |
| Actions Ring | ゲーム前後の操作に活用しやすい |
前モデルのMX Master 3Sから、ゲーム性能だけを目的に買い替えるメリットは大きくありません。最大8,000DPIや125Hzクラスという基本的な方向性は共通しているためです。
一方で、Actions Ringや触覚フィードバック、新しい操作系、表面素材などに魅力を感じるならMX MASTER 4を選ぶ理由があります。
MX Master 3Sとの違いを詳しく確認したい場合は、MX Master 4と3Sの違いを比較した記事も参考にしてください。
また、ゲームと仕事を1台で兼用したい場合は、Logicool G502 X LIGHTSPEED、Razer Basilisk系、Keychron M6なども比較候補になります。
| モデル | 向いている人 | ゲーム面の特徴 |
|---|---|---|
| MX MASTER 4 | 仕事中心でゲームもする人 | 快適性重視・125Hz |
| G502 X LIGHTSPEED | ゲーム性能も重視する人 | 高速通信・多ボタン |
| Razer Basilisk系 | 多機能ゲーミングマウスが欲しい人 | 高ポーリングレート対応モデルあり |
| Keychron M6 | MX系の形状と軽さを両立したい人 | 軽量で高ポーリングレート対応モデルあり |
ヤマダ電機などの実店舗で購入する場合は、実際に展示機へ触れられる店舗なら重量感や握り心地を確認できるのがメリットです。Amazonなどの通販では価格比較がしやすいですが、販売元、型番、保証条件、付属品を確認して選んでください。
ロジクールMX MASTER 4をゲームで使う設定
MX Master 4のおすすめ設定
MX MASTER 4をゲームでも使うなら、初期状態のままではなくLogi Options+で調整しておくのがおすすめです。
とはいえ、いきなり全部の機能を変更する必要はありません。まずはDPI、SmartShift、サムホイール、ボタン割り当ての4つから触ると分かりやすいですよ。
- DPIは1,200~1,600程度から試す
- ゲームではSmartShiftを必要に応じてOFF
- サムホイールはゲームごとに役割を決める
- ボタンは頻繁に使う単一操作を優先する
- 触覚フィードバックは弱~中から試す
最大8,000DPIだからといって、8,000DPIで使う必要はありません。DPIを上げすぎると、少し手を動かしただけで視点が大きく動いてしまいます。
私はまず1,200~1,600DPI程度から試し、ゲーム内感度を少しずつ調整する方法が分かりやすいかなと思います。
ゲームではSmartShiftを分ける
SmartShiftは、ホイールを勢いよく回すと自動的にフリースピンへ切り替える機能です。
Web閲覧やExcelではかなり便利ですが、ゲームではホイールを武器変更やアイテム切り替えに使う場合があります。そのときにホイールが回りすぎると、意図した項目を飛ばしてしまう可能性があります。
そのため、ゲームプロファイルではSmartShiftをOFFにする、仕事用プロファイルではONにする、と分けるのがおすすめです。
MX Master 4のボタン割り当て
MX Master 4のボタン割り当ては、ゲーム用途でもかなり重要です。
ただし、空いているボタンすべてに機能を詰め込めば便利になるわけではありません。キーボードまで手を移動するのが面倒な操作を優先して右手へ移すのがおすすめです。
アクションリング設定とゲーム活用
MX MASTER 4の大きな特徴がActions Ringです。
親指側のHaptic Sense Panelから呼び出すと、画面上へ円形のショートカットメニューが表示されます。カーソルを目的の方向へ動かすことで、登録したアプリや操作を呼び出せます。
ゲームで使うなら、ゲームプレイ中ではなく、ゲームを始める前後の操作へ使うほうが相性がいいですよ。
Logi Options+でゲーム別に設定
仕事とゲームをMX MASTER 4だけでこなしたいなら、Logi Options+のアプリ別設定はぜひ使いたい機能です。
仕事からゲームへ切り替えるたびに、設定画面を開いてボタンを変更しなくていいのが大きなメリットです。
for Macとの違いとゲーム対応
MX Master 4には通常モデルとfor Mac系のモデルがあり、「ゲームもするならどっちを買えばいい?」と迷う人もいると思います。
結論からいうと、ゲーム性能を理由にfor Macを選ぶ必要はありません。
for MacはMacとの組み合わせを意識したモデルですが、ゲーミング仕様へ変わるわけではありません。最大DPIや基本的なポインター性能を基準に、通常版よりゲーム性能が大幅に高くなるわけではないと考えてください。
販売価格、保証内容、付属品、対応OS、ソフトウェア機能、店舗在庫などは変更される可能性があります。購入前の正確な情報は公式サイトをご確認ください。
ロジクールMX MASTER 4はゲームにおすすめ
ロジクールMX MASTER 4は、ゲーム専用マウスとして考えると弱点があります。
125Hzのポーリングレート、約150gの重量、かぶせ持ちを意識した大きめの形状は、競技FPS向けの軽量ゲーミングマウスとは方向性がかなり違います。
ただし、仕事をメインにしながらゲームも楽しみたい人には非常に魅力的な1台です。
日中はExcel、ブラウザ、動画編集、資料作成、プログラミングなどを行い、夜はFF14やシミュレーションゲームを遊ぶ。そんな使い方なら、マウスを交換せず1台で対応できるのはかなり便利ですよ。
逆に、VALORANTやApex Legendsなどでランクを上げたい場合は、無理に1台へまとめる必要はありません。
仕事ではMX MASTER 4、競技ゲームでは軽量ゲーミングマウスという2台運用にすれば、それぞれの強みを最大限に生かせます。
ロジクールMX MASTER 4は、ゲームもする仕事ユーザーにおすすめです。ゲーム性能だけで選ぶのではなく、1日のPC作業全体を快適にしたい人ほど価値を感じやすいマウスですよ。
約150gという重量や本体形状の感じ方には個人差があります。使用中に手首や腕へ強い痛み、しびれ、違和感などが続く場合は無理に使い続けず、必要に応じて医療機関などへ相談してください。身体への負担について判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
競技FPSでは専用ゲーミングマウスに譲る部分があるものの、仕事用として高い機能性を持ちながら、RPG、MMO、シミュレーションなどのゲームまで1台で楽しめること。それがロジクールMX MASTER 4をゲーム兼用マウスとしておすすめできる一番の理由です。



